プロローグ~会社員時代の私~

これまで、私の会社員時代について

ほぼほぼ話すことがなかったので

ここに、記録として記すことにしました

 

 

長文になりますが、よろしければお読みください

現在の私とはかけ離れた笑、

でも、間違いなく、私が辿ってきた軌跡です

 

 

 

新卒から入社した会社で約8年

人材派遣会社のコーディネーターとして勤務していた

 

 

入社してからずっと、仕事がだいすきで

職場のメンバーもいい人たちばかりで

とても幸せな日々を過ごしていた

 

 

ずっと背中を追い続けた、憧れの先輩にもかわいがってもらって

この先輩みたいな、カッコいいキャリアウーマンになりたい!と

入社3年目くらいまでは、休みの日よりも仕事に行く方が楽しかった笑

 

できないことができるようになるのがうれしくて

仕事をがんばっていたら、その先輩に褒めてもらえるのがうれしくて

 

少しでもその先輩に近づけると思うと、無限にがんばれるような気がした

 

 

 

入社3年目のときに大きなプロジェクトを任され、

鬱になりながらも笑、周りの方のおかげで何とかやり遂げ

その後もプロジェクトものの内勤を担当することが多く

経験値はどんどん上がっていった

 

そして、プライベートでも入社5年目の春に結婚した

 

 

 

 

私の人生の転機となった3年前(入社8年目?)に

昇格?前提で異動の話が舞い込んだ

 

私はどうしても営業数値管理をするのが嫌で

(昇格にはつきものだった)

それまで昇格を断り(逃げ)続けていたけれど

 

後輩たちがどんどん昇格し、もう昇格する人がいなかったので

当時はもうそれを受け入れるしかなかった

 

 

 

異動とはいうものの

同じフロア、かつ仕切りもない隣の島で

ほぼ、異動した感覚はなく業務にあたっていた

 

 

新しいチームのメンバーもいい人たちばかりで

業務量もそこまで多かったわけではなく

ちゃんと20時くらいには帰れていたのに

なぜか身体がいうことを聞かず、日常の生活に支障をきたすようになっていた

 

 

電車で通勤するのに精一杯

会社に着いても、心ここにあらずで業務が手につかない

どうしていいのかわからず、ひとり焦って悶々と思い悩む日々

 

 

でも、一番ショックだったのは

その状況を誰も気にすることがなかったことだったのかも、と

今になって思う

 

 

あのときは頭がまわらなかったけど

「私のスキルや経験だけが必要とされていて

 私自身のことを、誰も必要としていない」

「体が動かなくなって役に立てない私は、何の価値もない」

と直に感じて、何かショックを受けていたんだろう

 

 

だいすきな同期や先輩が退職していなくなっていくたびに

私の理解者がいなくなったような、そんな孤独を感じていた

 

 

それでも、当時の私はとても健気?真面目?で、

当時よりずっと前から、プライベート(結婚生活)で悩んでいたので

「プライベートのことで会社に迷惑をかけてはいけない」

みたいな正義感?が強くて、

無意識に自分を責める、という負のスパイラルに陥っていた

(本当は仕事でもストレスがかかっていた)

 

 

仕事に行っても、仕事ができない自分を責め

休んでいても、休んでいる自分を責め

 

 

体調にあらわれるまでの約3年間、

ずっと睡眠障害を抱え、自分を責め続けていた私は

もうとうに限界を超えていた

 

 

「私がここにいる意味がない」

「もう、自分ができるだけのことはやり尽くした」

「もう、ここで私ができることは何もない」

 

 

自分を明らめた、第一歩の出来事

 

 

 

会社を退くことを応援してくれるかのように

退職の申し出、受け入れも

当時としては異例なほど、とてもスムーズに行われ

2015年6月30日をもって退職した

 

 

私が会社を辞めるなんて

私も、他の人たちも(おそらくきっと)考えていなかった

 

 

あれだけ仕事人間だった私が

この先、プライベートでは離婚するかもしれないという状況の中

プライベートよりも先に仕事を手放す という選択をするなんて

 

当時の私でさえも、理解できなかった

 

 

 

だけど、自分はちゃんと知ってたんだ

 

 

 

 

私が私の人生を歩むと固く決意したこの日から

どんどんと道が拓かれていった

 

 

 

退職してしばらく、会社員時代のことは

ほとんど思い出すことなく、記憶の彼方に追いやられていたけれど

ようやく、こうして思い返せるようになったのかもしれません

 

 

それは、ずっと自分を見つめつづけてきたからこそ

見えたものや感じたことがようやく統合されてきたのかな、と

3年という時間がたったからこそのタイミングなんだろうな、と思うのです

 

 

今回は当時の事実のみを記したので、次回以降

その後私がやってきたことや考えてきたこと

気づいたことなど、徐々に記していきたいと思います

 

 

拙い長文をお読みいただき、本当にありがとうございました